整体とピラティスの相乗効果。100%の自分を取り戻す!

2000年頃から、日本でもピラティスのスタジオがとても増えています。ピラティスは元々リハビリを目的として開発されたメソッドです。整体と組み合わせることで痛みの改善やボディメイク、ダイエットに効果的です。

この記事では整体とピラティスのお店 ekoron 代表の僕が「整体とピラティスの相乗効果」を以下の内容で解説します。

  • 整体とピラティスの相乗効果
  • なぜ整体とピラティスの組み合わせなのか?
  • 効果を最大化する3段階アプローチ
  • あなたの身体が本来のパフォーマンスを取り戻すためには

身体の悩みを解消したいと思っている方はぜひ最後までご覧ください。

整体とピラティスの相乗効果:体のケアを最適化する新しいアプローチ

整体とピラティスは、それぞれ目的を分けアプローチしていきます。

まずは、整体で身体の動きのベースを作ります。

ekoronでは、「相反神経抑制」をベースとした手法で筋肉の過度な緊張を抑制して、可動域を改善することを目的とした神経生理学的アプローチを行なっていきます。

ピラティスでは、「認知」「意識」「無意識」の3つのフェイズで身体の機能を改善し、一時的な痛みの軽減や体型の変化ではなく、持続的な機能改善と正しい身体の動きを獲得し日常生活で自分の身体を使えるようにします。

相反神経抑制とは?

相反神経抑制には「Ia抑制」「Ib抑制」「反回抑制」の3つがあります。

Ia抑制

身体を動かす時に、筋肉がスムーズに動く仕組みが「Ia抑制」という仕組みです。筋肉には「筋紡錘」という小さなセンサーがあり、筋肉が伸びるのを感じ取ります。この情報は脊髄に送られ、脊髄は二つのことをします。動かしたい筋肉に「縮んでいいよ」と伝え、同時に反対側の筋肉に「休んでいてね」と伝えます。例えば、腕を曲げるとき、前の筋肉が縮むと同時に、後ろの筋肉が緩むんです。これで、スムーズに腕が曲がります。この仕組みを利用して、伸ばしても弛まない筋肉の動きを整えます。

Ib抑制

筋肉が伸びすぎないようにする仕組みが「Ib抑制」です。筋肉の中には「ゴルジ腱器官」という小さなセンサーがあり、筋肉がどれくらい伸びているかを感じ取ります。筋肉が危険なほど伸びそうになると、このセンサーが「ストップ!」の信号を出します。この信号は素早く脊髄に伝わり、脊髄は即座に「筋肉さん、そこまで!」と指令を出します。すると筋肉は自然に緩んで、これ以上伸びるのを防ぐんです。例えば、ストレッチをしているとき、急に「これ以上は無理!」と感じる瞬間がありませんか?それがまさにIb抑制が働いている瞬間なんです。この仕組みのおかけで、私たちは筋肉を傷つけることなく、安全に体を動かすことができるんです。

反回抑制

「反回抑制」とは筋肉が「ちょうどいい力」で動くようにする身体の調整システムです。筋肉に「動け!」という命令が脳から来ると、同時に「でも強すぎないように」という命令も来るんです。具体的には、筋肉を動かす信号と一緒に、その信号を少し抑える別の信号も出ます。これによって、筋肉は強すぎず弱すぎず、ちょうどいい力で動くことができます。例えば、ペットボトルの水をコップに注ぐとき、最初は強めに傾けて、だんだん力を抜いていきますよね。この微妙な力加減は、反回抑制のおかげなんです。この仕組みのおかげで、スムーズで繊細な動きができます。

これらの仕組みを利用し、ひとりひとりの状態に応じて改善プログラムを組んでいきます。

ピラティスとは?

近年よく見かけるピラティスですが、20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏によってリハビリのために考案されたエクササイズです。主に「姿勢改善」「柔軟性の向上」「筋力の強化」「バランスの向上」を目的としています。

ekoronでは、ただピラティスを行うのではなくピラティスの考え方をもとに身体の機能を改善する為に3つのフェイズに分けてエクササイズを行なっていきます。

そのフェイズとは、「認知」「意識」「無意識」のフェイズの順番で行うことが大切です。

認知フェイズ

第1のフェイズは認知(知る)ことです。 体を動かすには、まず筋肉の存在と動きを知ることが重要です。 ここに筋肉があるんだ。この筋肉こう動くんだよ」という認識(知る)をすることが第2フェイズに移るための絶対条件となります。

意識フェイズ

第2のフェーズは意識です。認識した筋肉を意識しながら動かすことができるようになります。 「意識して動かすときにここの筋肉この動きをしたときにこういう動きをするんだなぁ」という意識しながら使うフェーズです。日常生活での姿勢や動作で意識することで筋肉から脳に対してフィードバックが送られ脳の認識が変わります。意識フェーズは認知することができて初めて行うことができます。

無意識フェイズ

第3のフェイズは無意識、別の言い方をすると「無意識に使える」フェイズです。 脳の認識が変わることで、無意識に筋肉をコントロールできるようになります。 私たちは「歩く」「立つ姿勢」「座っている姿勢」といった動作の際、無意識に身体の筋肉を使ってるっています。 このフェーズに到達すると、体の使い方として無意識に正しい動きができるようになります。

この3つのフェイズを順に踏むことで、トレーニングの効果が持続し、自分の力で筋肉を意識的にも無意識的にも使えるようになります。ただ緩めるだけでは不十分で、しっかりとこの3つのフェーズを意識して行動することが重要です。

あなたの身体が本来の動きを取り戻すために。

ekoronでは、自分の身体の動きを知ることを大切にしています。

自分の身体を知る為に「認知」「意識」「無意識」の3つのフィエズに分けてあなたの身体が本来の動きを取り戻すお手伝いをしています。

あなたの身体の状態に合わせた段階的なプログラムと定期的な評価を行い、痛みの改善やボディメイクの目標達成を効果的にサポートします

初回体験から継続的な改善まで

ekoronでは初回体験を行なっています。

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カウンセリング:事前に記入していただいたカウンセリングシートをもとに問診を行います。現在のお悩み以外に、「食事栄養」「過去の既往歴」「メンタル」など総合的にお話を伺います。

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検査:上半身、体幹、股関節周りの動きを詳細に確認します。この包括的な検査により、身体の不調や機能低下の根本原因を特定します。

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セッション実施:通常90分のセッションで、整体とトレーニングの比率を個人の状態や進捗に応じて調整します。例えば、初期段階では整体の割合を多くし、徐々にトレーニングの比重を増やすなど、柔軟に対応します。

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改善プランの提案:検査結果に基づき、個人の状態に最適化された改善プランを策定します。これにより、その人特有の課題に焦点を当てた整体とトレーニングを組み合わせた改善プランをお伝えします。

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ABOUT US
山脇 裕一
はじめまして。ekoronの山脇です。施術とピラティスを組み合わせたアプローチを得意としております。